自然に生きるものは、どんな状況でも生きている。置かれた場所で命をつないでいる。
誰に見てもらうわけでもなくそこに存在し、森を作る一部となっている。
美しい森の姿は多くの人が知っているけれど、森を構成している小さな存在は知られているだろうか?
その存在に触れたとき、ふと自分の置かれている状況と照らし合わせてみる。
誰かが誰かの糧になり、循環し世界が成り立っている。
大きな力はもってないけれどそれがないと成り立たない、自分ももしかしたらそんな存在かもしれない。
見落としてしまいそうな風景を記録することで、小さな存在の意味や置かれた場所で生きていくことについて考えるきっかけになればと思う。